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とても痛い乳腺炎

安産だった人の中には、乳腺炎が陣痛よりも痛かったと感じる事があるようです。 初産の場合、赤ちゃんに母乳をあげるためにおっぱいマッサージを受けます。マッサージによって乳腺を刺激し、母乳の通り道を作る必要があります。

これが本当に痛いのです。強い力でおっぱいを押され摘まれ、揉み解されます。初乳と呼ばれ、抗体や成長因子が含まれている、赤ちゃんの免疫力や殺菌力をつける力のある最初の母乳があります。それを赤ちゃんに与えられるよう初産婦は一生懸命です。母乳は乳頭の先の一カ所から出ると思われがちですが、そこには数カ所の穴が開いており、最初のおっぱいマッサージによってだんだん母乳の出が良くなっていきます。赤ちゃんにおっぱいを吸われるとホルモンが分泌されて母乳はどんどん作られます。

しかし、赤ちゃんの吸う力が弱い、上手くくわえさせられていないなどのいくつかの理由で、母乳の飲み残しが生じます。残りを上手に搾乳し、また新しい母乳が作られるように出来れば良いのですが、赤ちゃんによるちょこちょこ飲みが続き、おっぱいが残っている感じがしなかったり、世話に追われて搾乳の時間が取れなかったりで、古いおっぱいが残る事があります。慣れない間の搾乳にはとても時間がかかります。市販の搾乳機なら手で絞るより早いでしょうが、なかなかまとまった時間が取れません。

母乳が溜まって来るとおっぱいが張ってきます。それがだんだんカチカチになって痛みを伴います。少し絞ってみたり、赤ちゃんに吸ってもらえば楽にるようなら良いのですが、どうやってもカチカチの状態が治まらない、熱をおびておっぱいが痛くてたまらない、赤ちゃんが飲んでくれないなどの状態が続くようなら乳腺炎の疑いがあります。 乳腺炎には三種類あります。一つは細菌感染により炎症を起こす「化膿性乳腺炎」と呼ばれるものです。もう一つは「うっ滞性乳腺炎」と呼ばれています。そしてもう一つは「乳輪下膿瘍」です。